タイトルが少し変だったので変更しました。
今回の記事を見る前に、前回までのお話を見て頂けると解り易いと思います。
プロローグ的な物⇒https://youpon17.com/393.html
#1⇒https://youpon17.com/397.html
勿論ですが、身バレ防止のフェイク以外は全て実話で、ありのままにお話ししています。
早速ですが前回の続きです。
母の捜索。そして数多くの僕のミス・・・母はどこに??
僕はどこに行ったか手掛かりを探す為、段ボールの中を必死にあさりました。
むやみに外に出てもどこに行っていいのか解らないし、お葬式の事まで書いているため、最終的に自分の居場所がわかる手掛かりを残してくれていると思っていたからです。
その為、外に飛び出そうとした弟を制止し、家中、手掛かりを探させました。
結局段ボールの中には手掛かりはありませんでした。
そうだ!PCに何か手掛かりがあるかもしれない!!
そう思いPCを調べることにしました。
手掛かりは見つからず、web履歴を見ようと思いましたが、二人とも混乱してしまっているせいか、履歴の出し方が解りませんでした。
履歴の出し方を何度も検索したりするも、パニックになり理解できず、履歴閲覧が出来ませんでした。
僕はこの行動を非常に後悔しています。遺書を見つけてから30分以上は経ってしまっていたのです。
時間との勝負なのに・・・
本来ならすぐに警察に連絡するべきですが、しませんでした。
それはパニックになっていると言う事も一つの理由ではありますが、大きな理由は遺書にありました。
遺書には保険金目的であることが明らかな文章があり、それがばれてしまうと母の意思に反してしまう。
命がけでお金を生み出そうとしたその気持ちを尊重しようとしてしまいました。
ホントに愚かな考えでした。もしかしたらもう死んでしまっていると思ってしまっていること。
母の意思であろうが何だろうが、お金じゃないのに・・・・
本当に混乱していたのだと思います。
僕の頭の中で遺書を見て警察に連絡するのは発見してからだ。と決まってしまったようです。
こんな考えを持たなければ・・・
僕達は結局何の手掛かりもなく外に出て母を探すことにしました。
弟に僕が可能性があると思ったある少し離れたところへ行くよう指示をし、そこから家に戻る道中こことここは必ず寄ってくれ。
と指示をしました。これも僕のミス。弟の思ったように探させるべきでした。
しかし、弟は一か所気になるところがあったのです。それでも僕を信じて僕の言う通りに動きました。
そして
母はそこにいたのです。
弟が思っていたところにいた。弟に任せていれば・・・・
僕は父に連絡を取り職場まで迎えに行くことにしました。
父なら何か知っているかもしれない。
一番母と一緒にいて僕達よりも知っている。僕達にはなくて父と母だけの思い出の場所とかあるのではないか?
また、ケータイショップに行きGPS追跡するのは、契約者の父だった気がしたし、仮に母が契約者であったとしても配偶者であれば教えてくれるかもしれない。
この2つの理由で父を迎えに行くことにしました。
しかし、これもまた僕が犯してしまったミスなのです。家と職場の往復は1時間以上かかります。
そして、GPSの追跡は僕だけでもできたのです。
ここまで多くのミスを犯してしまいました。
その間母はもがき苦しんでいるのに・・・・
父を迎えに行くと既に外に出て待っていてそわそわしていた。
車内、僕は思わず不安の声が出る。
父は『大丈夫。ママを信じろ』
泣きそうになった。
今、一番つらいのは父なのに、父はこんな時でも父の役目を果たそうとしていた。泣く暇はない。母を探さなくてはいけない。
父に心当たりはないか聞いたが、解らないという。
僕は父に家で待っていてくれないかとお願いした。
もしかしたら、思いとどまって家に帰ってくるかもしれない。
そんな時に、家に誰もいないと、また気持ちが変わり自殺するかもしれないと思ったからだ。
家に誰かいた方が安心だった。
父は了解してくれた。
それでも一緒に探したいのか、家に帰るまでの道中スーパーなどの駐車場を探してみたりした。
見つからなかった。
家の付近になりケータイショップへ向かった。
父を家に送り届ける前にGPSの追跡をしたかったからだ。
僕は正直、無駄とは思っていたがダメもとで方角だけでも知りたかった。
僕は勝手に結果がかなりおおまかな場所までしか特定できないと思っていた。
例えば〇〇市までとか、できて〇〇町までと思っていた。
しかし、結果は丁目まで出てきた。
早く来ておけばよかったと後悔する間もなく聞きなれない地名だったので直ぐにマップで検索をかけた。
僕はその検索結果を見て膝から崩れ落ちそうになった。
その場所とは・・・・
今回はここまでにさせて頂きます。
思い出せば思い出すほど自分を責めてしまい気分が落ちてしまいます。
僕がしっかりしなくてはいけないので、精神的に少しでもキツイと思ったら中断を繰り返してしまいますが、
どうか最後まで見てください。
少しでも自殺者を減らしたい。あなたの身近な人を助けて欲しい。
その一心です。
それではまた。